Non-Duality 非二元
English follows: サンスクリット語の「アドヴァイタ」は、「ふたつでない(not two)」という意味で、英語に翻訳されると「non-duality(非二元)」となります。アドヴァイタは、あらゆる存在の源はただひとつ、魂(the Soul)である、そしてそれはそれ自身(Itself)を意識(consciousness)として世界に見えるようにしているのだと伝えています。意識は、基底層として、あらゆる存在、あらゆる非存在のもとに、創られているものとして、また創られていないものとして、常に存在しています。つねにそこにとどまるのは、無限の意識です。他方、『世界』の中に包含されているものは、全てが、やって来ては去っていくことを繰り返しています。物体としての人の身体は、各人の身体がその身体が存在している宇宙を知覚する主体であるように見えてはいますが、そのような見方は、単に、身体の体験をもとにして、頭で構築した見方にすぎません。実際に起きていること(Reality)についての正確な評価ではないのです。この真実に目覚めた人々は、我々は誰もが同じ本